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日経WOMAN 築100年のお部屋でいただく伝統の京料理

築100年のお部屋でいただく伝統の京料理


 築約100年という、元材木商の町家で料理店を営む「みこう」
 河原町蛸薬師にて創業し、50年以上の歴史を持つ京料理屋『みこう』が、一昨年秋に移転して開いたお店。京都市役所に近く、河原町通りもすぐそはだが、大通りからついと入ったところにあり、外部の喧騒からは無縁。坪庭を眺めていると、時間の流れがとまったような感覚すら受ける。  
建物は築100年の町家を、ほとんど手を加えずに使っている。もとが材木屋だったというだけあり、尾張ヒノキなど、最高級の木材が使われていて、障子と襖以外はほぼ当時のまま。十分に使い込まれ、日焼けした赤い木の色を眺めるだけでも価値あり。
「昔ながらの京町家を見せたい」と、お客さんを連れて訪れる地元の人も多いという。  春は竹の子、秋は松茸、冬はふぐ…と季節ごとの旬の食材を用いたコース料理は、昼が2000円~、夜は4800円~。
ぐし(甘鯛)を道明寺で包んだぐじの桜むし(写真)は、桜の香りと一緒にぐじの旨みが 味わえ、ぜひ食したい一品。予約して出掛けたほうが確実だ。 (写真上)夏は窓を開け放す。庭からの風がここちいい。 (右)夜のコースよりぐじの桜むし (左下)庭は夜にはライトアップも。雨の日は濡れた飛び石がピカリ。
(価格等は取材時のものです)